01入社の動機

小学生の頃からの夢を叶えるために入社

私は子どもの頃からパソコンが大好きで、初めてLinuxサーバを構築したのは小学生のとき。Web系のプログラミング言語を勉強してはいろんなアプリを作っていました。中学時代には、当時流行り始めていた映像配信サービスに興味を持ち、高校時代には、自分で映像ストリーミングサイトを作ったこともあります。IT資格の専門学校在学中に考えていた就職先は、当然IT業界。しかし、具体的にどんな分野を専門にするかは決めきれていませんでした。

IIJエンジニアリングに興味を持ったきっかけは、小学生の頃からIIJという社名を知っていたこと。プライム市場上場企業であるIIJの100％出資子会社なら、安心して働けると感じました。しかも、ITアウトソーシングを担う当社には、ネットワーク・サーバエンジニアをはじめ幅広いキャリアパスがあります。技術者としてずっとワクワクしながら働ける環境だと考え、入社を決めました。ちなみに、入社後に配属されたのはITインフラの運用チームではなく、メールサービスと映像配信サービスを取り扱う事業部。新卒入社としてはかなりレアなケースとのことで驚きましたが、中学時代から配信サービスに興味を持っていた私にとっては思ってもみない幸運でした。

02仕事内容とやりがい

IIJの配信スタジオで、エンジニア兼映像クリエイターとして活躍

現在私はIIJに勤務し、2022年にIIJが新設した配信スタジオ「IIJ Studio TOKYO」の運営に携わっています。IIJはそれまでもインターネットを利用した大規模ライブ配信や高品質な音楽配信などを手掛けており、私も仙台での3.11追悼式のライブ配信や、コミックマーケット（通称コミケ）におけるハイレゾ音楽配信サービスの出展などに参加していました。コロナ禍以降オンラインイベントがますます増加する中、IIJがセミナー動画などの映像制作・配信を本格化するために設けたのが「IIJ Studio TOKYO」です。

私の役割は、スタジオのネットワークやサーバの管理というエンジニアとしての仕事と、撮影・配信に関わる映像クリエイターとしての仕事の二つ。クリエイター業務は撮影機材の管理、映像の撮影、音声の収録、コンテンツのインターネット配信など多岐にわたり、カメラマンや録音などを兼務しています。さらに顧客対応や見積作成、構成検討といったプロデューサー業務もこなしています。この仕事の面白いところは、映像技術やセンスを活かして一度きりの瞬間を撮影し、イメージ通りの作品を作りあげられること。さらに、安定した映像配信を支えるのに不可欠なネットワーク・サーバに関するスキルも磨けるので、一石二鳥の仕事だと思います。

03働く環境と魅力

キャリアパスや業務改善について、上司と相談できる環境

私は今IIJに勤務していますが、IIJの職場の上司とIIJエンジニアリングの上司のどちらもコミュニケーションがとりやすく、自由に意見を伝えることができます。実際に映像のクオリティを上げるための機材導入を積極的に提案し、設備をかなり拡充させることができました。IIJエンジニアリングの上司とは定期面談で必ず今後のキャリアについて話していますが、希望通りずっと映像配信の仕事を任せてもらえるのは本当にありがたいです。また、私の部署では長期休暇が取りやすく、年に3回ほど各1週間から2週間半ほどのお休みをいただけています。服装も私服でOK。自由で働きやすい環境です。

また、エンジニアや映像クリエイターとしての成長を遂げるうえでも恵まれた環境だと思います。私の場合、任意で受けられる講座や研修はあまり活用していませんが、業務で身につく技術が多岐にわたります。現在の職場ではネットワークやサーバの構築・運用だけでなく、スタジオのサービスサイトの開発や業務管理システムの開発も自由にできるので、Webやアプリケーションの開発エンジニアとしてのスキルも身につけることができます。

04志向性とキャリア

培ってきた技術を活かし、
グループ全体の配信事業を拡大させたい

これまで

思いがけない部署で映像のスキルを習得

入社前はやりたいことが漠然としており「インフラ保守を経て管理職になるのかな」というイメージでしたが、思いがけず映像配信の部署に配属され、その後は映像のスキルを身につけるのに夢中でした。

現在

インフラ技術や提案力を磨くため勉強中

これまではITと映像を幅広く学べたので、今はより深い技術や提案力を磨くため勉強中。スタジオの拡充に向けて日々積極的な提案を行うと同時に、IIJエンジニアリングのエンジニアと連携してインフラ技術を深めることも検討しています。IIJエンジニアリングには大規模インフラに習熟した技術者が多く、心強いです。

未来

IIJエンジニアリングにもスタジオを設置したい

近い将来、IIJエンジニアリングにもスタジオを設置するのが私の夢です。現在のスタジオで培った経験を活かしてIIJエンジニアリングに貢献し、グループ全体の配信事業を拡大することに役立つことができればと思います。